■巨大な夫婦杉は縁結びと安産の神様~恵那神社~(岐阜県中津川市)
「恵那神社」の縁起にも記されていますが、恵那山の「恵那(えな)」という名前は「天照大神」がお生まれになったときの胞衣(えな:胎児を包む膜と胎盤)を山に埋めたことからとられたとか。
▲「恵那神社縁起」天照大神の「胞衣(えな)」を埋めたことから「恵那山」という名前になったと記されています。
「黒井沢林道」に向かうためには、岩村から国道363号線を走ります。岩村側はとても良い道なのですが、峠を越え、下りに差し掛かると国道363号線は「酷道」へと変わります。
つづら折りの国道を下ると突然目の前が開けてきて、正面近くに大きな「恵那山」が姿を現し、長閑な山里が広がっています。
▲正面に姿を現した「恵那山」。この雄大な姿から、神として信仰の対象となったことが伺えます。
バイクでさらに下り、山里へと降りると、中津川が姿を見せます。中津川駅のあるあたりの下流とは比べものにならない程、綺麗な水が流れています。
しばらく行くと、橋がありますので、国道363号線から分かれて橋を渡りますと、「恵那神社」と書いた看板があります。この橋が「黒井沢林道」の入り口としての目印にもなります。
▲「黒井沢林道」入口の目印となる橋の上から、中津川を望む
▲恵那神社の看板
ここから、林道をしばらく走ると、右手に吊り橋が見えてきます。古い水力発電所施設に入るための吊り橋のようです。水が綺麗だからでしょう。若者たちが吊り橋の下の水辺でバーベキューを楽しんでいました。
▲水力発電所。発電タービンの水車がモニュメントとして設置されていました。
▲水力発電所の前の広場
▲水力発電所の吊り橋
もう少し先にある、イギリス人の登山家「日本アルプスの父」ウォルター・ウェストンを顕彰する公園「恵那山ウェストン公園」を右手に見ながら、さらに坂を上ると、神社の看板が出てきますので左に曲がりますと、目的の恵那神社に到着します。
「恵那神社」は、静かな山里を見下ろす場所に他っています。棚田が美しい。かつては恵那山自体が御神体であったといいます。周囲にはかなり大きな杉の木がたくさん。参道にも杉の木がそびえています。そのなかでもとりわけ大きいのが本殿前の「夫婦杉」です。安産や縁結びの神様とされ、夫婦が手を取り合い、互いに両脇の杉に触れると子を授かるのだとか。
この木は、岐阜県の天然記念物に指定されています。
お参りをすると心洗われるような気持ちになりますよ。静かで荘厳な雰囲気のするお社でありました。
▲恵那神社参道
▲恵那神社鳥居
▲神社の目の前には美しい山里の棚田が広がります。
▲ご神体である大きな杉の木は岐阜県の天然記念物です。
(恵那神社)
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